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ハリコムSTAFFです。


HARICOM金属検出機を一言でいうと、57年、張り込み続ける金属検出機、ということです。


社名・ブランド名のHARICOM(ハリコム)は、異物を見つける!刑事のような存在の


「張り込み」から名付けられました。

先進的、IT機器としても進化しつづける、ハリコムの金属検出機、是非ご導入ください。 金属検出機のご用命はこちらまで




このたび代表NOTEとして、日々思うことをホームページにも記すことにいたしました。

製造業の現場に身を置いて3年。ようやく少し、息がつけるようになった気がしています。


もともと異業種出身である私が、父の跡を継ぎ、HARICOMという産業機械メーカーを引き継ぐというのは、無謀とも言える挑戦でした。


想像以上に過酷で、正直、今でも「よくここまで来られた」と胸が熱くなります。


しかし、その奇跡のような過程のなかで、会社の技術を受け継いでくれた先鋭社員の存在がありました。私のような人間がバトンを受け取れたのは、まさに技術力としての彼らの継承によるものです。感謝してもしきれません。


私は経営者として、自らが立ち上げたIT企業の株式会社ブルアーや、米国法人DUBON INC.での経験をベースに、ハリコムにも新しい視点と手法を持ち込みました。数字や組織の再編だけでなく「技術の本質」と「人が関わる意義」を問い直す3年間だったと感じています。


この3年間、特に力を入れてきたのが、ハリコム製品の“OS的進化”でした。


いわゆるデジタル化ではありますが、それは単なる効率化ではなく「工場全体の能力を底上げする」という意志をもった取り組みです。


私たちが訪れる製造現場では、高温・低温・危険を伴う環境の中でも、黙々と工程を支えている人の姿があります。


本来、もっと別の形で補えるはずの場所に、人の力が今も必要とされている。

その事実が、今の日本のものづくりを物語っていると感じました。


そんな現実を目の当たりにし、強く思ったのです。


これからの現場には、もっとロボティクスやセンシング、AIの技術が必要なのだと。


私たちの製品がその一端を担うことができれば、きっと未来はもっと健やかで持続可能なものになる——。

そう信じています。


創業から受け継いだ技術に、今の時代のテクノロジーと私自身の感性を重ねながら、これからの10年、ハリコムをさらに前に進めていくつもりです。


父が築いた礎に敬意を込めて。そして、産業と人の未来に向けて。


ハリコム株式会社

代表取締役 田中菜穂子

Naoko Tanaka




食品メーカー様において、異物混入は単なるトラブルにとどまらず、企業全体の信頼やブランドイメージに大きな影響を及ぼします。


消費者が安心して食品を手に取るために、また有事の際にはどの段階でその異物混入が起こったか、特定ができる状態にするために、最終パッケージ段階での検査だけでなく、"各工程での異物検査”を行うことは重要な施策と言えるのではないでしょうか。


製造現場では、製造機器自体が運転・経年によって摩耗する微細な金属屑が、意図せずに食品に混入するケースが少なくありません。


鉄やアルミ、ステンレスなど、製造機器の摩耗や破損により発生する金属屑が製品に混じると、消費者の安全に関わる深刻なリスクとなりかねません。


このような異物の混入は、最終製品の段階で検出されても「どの工程で入ったのか」を特定するのが難しく、結果として全体の生産効率を損なうことにもつながります。


各工程で導入することで、混入箇所の特定が容易になり、迅速な対応が可能となるのです。


弊社が提供する金属検出機・異物探知機は、各工程において異物検知を行うことで、企業の品質管理体制をより強固にするための一助となりますし、検知履歴の取得を安定的に行うことは今後の製造現場においては、かなり重要な考え方の尺度となるはずです。


食品業界における異物混入防止の取り組みとして、各段階での異物検知の重要性がますます高まるべく、弊社は食品メーカー様の安心安全となる取り組みをソリューション提案をしてまいります。

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