一般財団法人 長野経済研究所 発刊 第480号
躍動する信州のITカンパニー ハリコム株式会社
として掲載されました。

詳しくはこちらをご覧ください。
一般財団法人 長野経済研究所 発刊 第480号
躍動する信州のITカンパニー ハリコム株式会社
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HARICOM®︎にて手掛けさせていただいた案件に木材関連企業様の金属検出機があります。
以前よりこの業界とはお付き合いがありましたが、昨年のこのご依頼では、製材工場の中のラインに弊社の金属検出機を導入いただきました。
当初、木材をカットする工程において、製品づくりの検査機器としてはもちろんですが、破砕機に通過してしまう金属を探知することで、機器の破損を防ぐというご依頼でしたが、最終的にお客様の製造現場のゴールは火災予防でした。
弊社の金属検出機の役割の表をご覧いだくとわかるように
(詳細は金属検出機のページの上部に記載しております)
これら3つの役割を担う弊社は、今回、3つの役割を同時にミッションとしていただき、まずは設置が完了し、しばらく運用していくことで3つのゴールを達成していく形となっております。
工場独特のノイズ対策も功を奏し、現在は運用フェーズに入っております。
木材の金属探知は、製品が大きく、湿気も多く、野外、屋内であっても工場環境としてはやや過酷な状況下であり、金属検出機にとれば難易度の高い環境下となりますが、
ユーザー様と幾度となく調整させていただき、結果、現在工場様の目的である、製品検査、設備の保護、そして木材ですから、木にとって最大の難敵となる「火」を出さない=つまり火花を出さないために
弊社、HARICOM®︎の金属検出機がお役に立てるよう、運用後も機器を順次バージョンアップし、末長く利用いだける機器として稼働できればと考えております。
これをお読みになっている木材関連企業の皆様も弊社までお問い合わせください。
わたしたちハリコム株式会社 HARICOM®︎は材木、建築材料、合板製造、チップ製造等でのお役に立てるべく、御用命がありましたらお問い合わせください。
※写真はイメージ写真です
金属検出機は、高周波(ノイズ)や振動の影響で誤作動が起こります。
HARICOMの磁界式金属検出機は以下のような項目で誤検知となることがあります。
<工場環境に由来するもの>
○設置環境の工場気温が高い場合
○サーチコイルを通過する製品に水分を帯びている場合
○サーチコイルを通過する製品が熱い場合
○設置する貴工場に他機器の駆動ノイズ等がある場合
1、インバーターのある機器でノイズフィルター未設置の場合
2、フォークリフトでノイズフィルター未設置のものが往来している場合
<設置状態、使用状態の変化で起こる>
○振動
○コントロールボックスとサーチコイルを繋ぐ同軸ケーブルに揺らぎがある場合
<自然現象や工場外環境が影響するもの> ○地震
○猛暑による温度上昇
○貴工場のそばに大きな電波塔、電気を発する施設等がある場
○違法電波
<機器の故障>
○コントロールボックス内に故障がある場合
○サーチコイルに故障がある場合
弊社では、ノイズ対策で以下の特許を国内および海外で既に取得しています。
1.ローラーのベアリングの振動による誤作動
2本付いているローラーのベアリングの右側または左側どちらかの下に、数㎜のベイクをプラスチックのボルトで固定する。もう片側にも数㎜のアルミ板を固定する。そうすることで、ローラーの間にあるサーチコイルに影響がなくなり誤作動が起こらない。
2.サーチコイルCH型
通常の一本のサーチコイルと違い、ロの字の形状にする事でノイズの影響を軽減できる。
3.サーチコイルP2V型
サーチコイルの長さと同等の2㎜厚のステンレスパイプを左右に取り付け、振動が伝わらないようにする事と、ノイズの影響を軽減できる。
4.ローラーのベアリングを絶縁
シャフトに樹脂のパイプを挟み、ボルトで固定する。
他社様の金属検出機において、弊社特許に触れるところも出てくるかもしれません。
ご不明な点等ありましたらご相談に乗りますので、新規のお客様はコンタクトよりご連絡ください。
宜しくお願いいたします。既存のお客様はサポートよりご連絡またはメール・お電話にてお問合せください。
※写真はイメージです