設備を壊す異物とは? 現場で実際に発見された金属異物事例と対策
- HARICOM STAFF

- 4 日前
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現場で実際に発見された異物事例と発生原因
「また異物が出た」
製造現場やリサイクル工場、バイオマス燃料工場では、日常的に聞かれる言葉です。
異物というと、多くの方は「釘」や「ボルト」をイメージされるかもしれません。
しかし実際の現場では、
「なぜこんなものが入ったのか分からない」
というケースも少なくありません。
そして厄介なのは、異物そのものではなく、その結果として発生する設備トラブルです。
破砕機の刃が欠ける
チッパーが停止する
コンベアが損傷する
スクリーンが破損する
火花が発生する
火災
こうしたトラブルの背景には、想定外の異物混入が隠れていることがあります。
現場で発見される異物とは
ハリコムではこれまで様々な業界の搬送ラインや製造設備に金属検出機を納入してきました。
その中で実際に発見された異物には次のようなものがあります。
ボルト
ナット
ワッシャー
釘
ビス
ホチキス針
針金
ワイヤーロープ片
チェーン片
溶接片(スパッタ)
スクリーンの破損片
刃物の欠損片
ベアリングの破損片
コンベア部品の破片
重機部品の破片
鉄骨片
アルミ片
設備塗装の剥離片(アルミ系顔料を含むもの)
ステンレス片

もちろん業界によって傾向は異なります。木質チップ工場とPETリサイクル工場では混入する異物も違いますし、製紙工場とガラスリサイクル工場でも事情は異なります。
しかし共通していることがあります。
それは、
「異物は突然現れるのではなく、どこかで発生している」
ということです。
異物混入の原因① 原料そのものに含まれている
最も分かりやすい原因です。
解体材には釘や金具が残っています。
リサイクル原料には様々な金属片が混在しています。
古紙にはホチキスやクリップが含まれることがあります。
受入時に目視で確認していても、すべてを除去することは困難です。
異物混入の原因② 設備自身が異物を発生させている
意外に見落とされるのがこれです。
設備は常に摩耗しています。
刃物
スクリーン
ライナー
チェーン
ベアリング周辺部品
こうした部品は長期間使用すると摩耗や破損が発生し、設備自身が異物の発生源になることがあります。
実際に、
「外部から異物が入ったと思っていたら、自社設備の破片だった」
というケースもあります。
異物混入の原因③ 重機や搬送設備由来
原料ヤードや受入工程では、
ショベルローダー
バケット
搬送コンベア
などが使用されています。
長年の使用によって金属部品が摩耗したり破損したりすると、その破片が原料に混入することがあります。
異物混入の原因④ 保全作業や工事作業
定修や改造工事の後に異物が見つかることがあります。
ボルト
ナット
ワッシャー
工具の破片
などが代表例です。
設備の点検や整備に使用した部品が混入し、設備損傷につながるケースも知られています。
「異物をゼロにする」は現実的なのか
多くのお客様が、
「異物が入らないようにしたい」
と考えられます。
もちろん発生源対策は重要です。
しかし現実には、
原料、設備、重機、人。
様々な要因があるため、異物混入を完全にゼロにすることは簡単ではありません。
だからこそ重要なのは、
「異物が入る前提で設備を守る」
という考え方です。
異物が設備を壊す前に見つける
異物による損害は、異物そのものの価値ではありません。
問題なのは、
設備停止
生産ロス
修理費用
刃物交換
緊急対応
です。
数百円のボルト1本が、数十万円から数百万円の損害につながることもあります。
そのため近年は、
「異物を除去する」
だけでなく、
「異物を検知して設備を守る」
という考え方が広がっています。
異物は突然現れるものではありません。
原料由来、設備由来、重機由来、人為的要因など、必ず発生源があります。
しかし現場では、それらを完全になくすことは困難です。
だからこそ重要なのは、
異物が設備に到達する前に気付くこと。
もし、
「最近、得体の知れない異物が増えている」
「設備トラブルの原因が分からない」
「破砕機やチッパーを守りたい」
というお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
ハリコムでは、業界や設備に応じた異物対策をご提案しています。



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